2014年4月23日水曜日

カラーマネージメントについて考える


例えば、この写真…撮った時には、暖かみがあって良いんじゃね?と思ってた。でも、おそらく、いや絶対にホワイトバランスが崩れてるはずなんですわ。


で、これも同じシチュエーションで撮ってるのに、エラい違うわけで。どちらかといえば、コッチのほうが見た目に近い。

カメラに興味を持ってなかった頃にはホワイトバランスだとか色温度、光源なんて考えるはずもなかったわけですよ。いざ、カメラを持つと光の重要性を思い知らされるわけですわ。

大概の場合、カメラの設定はオートホワイトバランスでどうにかなるわけですがー。

そして次の段階…写真管理ソフトで撮った写真を自宅で開いてみると、おや?っと思うこともしばしば。

それをプリントアウトしてみると、またまたアレ?っとなることがある。

初心者の自分には何が原因か訳ワカメなわけですよ。

しかしながら突き詰めていくうちに、キャリブレーションだかカラーマネージメントの話にブチ当たるわけでー。

まず、パソコンやディスプレイを置いてる環境を考えると、自分の部屋は昼光色の蛍光灯。一般的な知識として、蛍光灯には昼白色、昼光色、電球色とある。部屋によっての使い分けがされるわけで、書斎等では昼光色がシックリくるし、リビング等では暖かみのある昼白色が使われることが多いでしょ。

こんなの感覚で選んできた自分にとって、それが写真編集や印刷に深く関係してくるなどとは考えもしなかった。

普段、光源が何であるかを意識する機会はなかったし、その色温度なんてカメラを持って始めて聞いたわけですよ。ケルビン?なんすかソレ?ってレベル。

次の壁がパソコンやディスプレイの設定。メインで使っているのがMacなので、Macの場合はOSレベルでカラーマネージメントシステムが働いているようで、そういう点では優秀なのかも知れない。これが外部ディスプレイを使うとなると、それなりに設定しなきゃいけないだろうし、プリンターの設定もしかり。

こんなこと、つい数ヶ月前までは思いつきもしなかったんだわ。

カラーマネージメントなんて、突き詰めてやれるほど詳しくはないし、カメラを生業としてるわけでもない。

でも、どうせやるなら、少しでも環境を整えて楽しみたいじゃないのさ。それこそナンチャッテであったとしても、そこそこ納得が出来るものをプリントアウトしてみたいじゃないのさ。

こんなことを考えたのも、部屋の蛍光灯が切れたから。考えた割りには、ごく普通の昼光色を買ってきたわけだけど。

帰宅したらプリンターの設定も見直してみようかなぁと思った次第。

それにしても、何が凄いかって、人間の目って、チョー優秀だってこと。その優秀な目をパチンコごときで悪くしてしまいまった。

皆さん、美しいものを見るためにも、目は大切にー。