2013年12月7日土曜日

アルコール依存症

ちとヘビーな内容になるので、こちらのほうで書くとしましょうか…。

僕の親父は筋金入りのアルコール依存症。今78歳だけれど、伯母に言わせれば50年来のアル中だそうな。親父も若いうちはただの飲んだくれで済んだ。しかし寄る年波には勝てず、酒ー焼酎だけどーに飲まれるようになった。

僕はといえば、全くと言って良いほど飲まない。付き合い程度には飲むけど、自宅で飲むことはない。コーラゼロさえあれば良い。

親父が40代だったかと思うけど、アルコール依存症専門の病院に半年ほど入院したことがあるが、退院して2日目には飲んだ。

また、10年ほど前だったろうか…胃癌を患い全摘したが、これまた退院した翌日には飲み出した。血反吐を吐きながらね。その時は精神科に連れて行ったけど、医者のアドバイスのみ受けて連れ帰った。

そこからは毎年入退院を繰り返してきた。飲んで暴れることはないけれど、依存症患者特有の自己中心的な物言いになる。それだけなら良いが、糞尿垂れ流しになってしまう。それを何度も何度も掃除させられてきた。

シラフに戻れば謝罪するものの、喉元すぎればなんとやら…また飲んで糞尿垂れ流し。いい加減にしやがれ、クソ親父!

焼酎のせいで転倒して骨折すること3回。年齢的にみても寝たきりになっていてもおかしくない。凄まじい強運と伯母や僕がいたからこそ生き長らえていることが自覚出来ていない。

いや、頭では理解していると思うが、アルコールの前には無力なだけ。ひとたび依存症に陥れば、何人たりともアルコールには勝てない。ひとりで立ち向かうなど無謀なんだ。薬物依存と同じで、アルコールと一生対峙していかなくてはならない。だからこそ断酒会が存在するのであり、参加者同士で支え合う必要がある。そこに意志の強さ弱さは関係ない。

もっと大事なのは家族の理解と協力。まずは病気を正しく理解することから始めなくてはならない。これが非常に難しいのだけどー。

世の中には、酒の力をかりなくては本音を吐けない人がいる。ストレス発散と称して酒に溺れる人もいる。一時期言われてたノミニケーション…糞食らえだ。酒の力を借りずともコミュニケーションは図れるし、本音だって吐けるのが普通の人間。

酔って転倒して骨折し、先週の土曜日に3ヶ月ぶりに帰宅してきたが、夕べあたりから様子がおかしい。

もし飲み始めたら、今度こそ精神科に入院させようと思う。胃を全摘しているために、極度の貧血なのだけど、アルコールは毒にしかならない。肝硬変にもなっていると診断を受けている。

決断の日は近いはず。

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